自然法則に順う「大切な地球、大切な人がより健康に」
生物多様性を尊重し、自然由来の材料にこだわったピラティスマシンの販売、最先端の技術も活用して常に新しい商品、サービス、価値を生み出す為に挑戦する。
後世に良い環境を引き継ぐ為に、国産材の需要拡大は、森林資源の循環を促進し、適切な森林整備による多面的機能の発揮に大きく貢献し、将来世代への豊かな環境の継承などに寄与する重要な課題です。
Our Story
1926年、ピラティスの創始者ジョセフ・ピラティス氏がニューヨークにスタジオを開設する際、彼は兄弟と共にピラティスマシンの図面を作成しました。その図面は、彼の弟子であるロマーナ・クリザノウスカ氏に引き継がれ、さらにメアリー・ボウエン氏に受け継がれました。
1981年、メアリー・ボウエン氏の米国ノーサンプトンにあるスタジオで、メープル材を使用したピラティスマシン(THEMACHINE)が、彼女のパートナーであるアレック・マーティン氏によって製作されました。その図面は2019年に奥多摩ピラティス代表の小関に送られ、多くのアドバイスを得た結果、シンプルかつ伝統的で、東京の木材である多摩産材を使用したピラティスマシンが誕生しました。
多摩産材とピラティスで 環境保護と人々の健康の両方を追求!
JR奥多摩駅から車でおよそ15分。奥多摩湖のほど近くに建つ小河内小学校の校舎の中に、平成26年に創業した奥多摩ピラティスがあります。 弊社では、木の香りを感じながらエクササイズができるピラティススタジオを運営するほか、多摩産材を使ったピラティスマシンの製造販売、ピラティスのワークショップや体験会、指導士養成講座などを行っています。
ピラティスと出会い、木の癒し効果を再認識
奥多摩ピラティス代表 小関陸史
弊社代表の小関陸史は多摩の出身。幼い頃から父と釣りに行くなど、奥多摩の豊かな自然の恵みの中で育ちました。新宿区の高校に進学して初めて、「同じ東京なのにこんなに自然環境が違うんだ!」と気付きました。そんな小関がピラティスに出会ったきっかけは、スポーツの専門学校を経てサーフィン選手を目指していた矢先のケガでした。長引く腰痛から小関を救ってくれたのがリハビリの一環として取り組んだピラティスで、小関は運命的なものを感じました。平成21年まだ日本でほとんど知られていなかったピラティスの会社に就職し、インストラクターとして活動します。そして次の転機が訪れました。ピラティスで一度は良くなった患者さんが、1か月ほどでまた悪くなってもどって来てしまう。これは何でだろう?そんなとき「奥多摩の大ヒノキのところに行くと体がスッキリする。」という話を聞き、試してみたらその通りでした。自然を守りたい、木を植えたいと考え、原動付き自転車で日本中の山を巡りつつ植林をする旅に出ました。その旅で痛感し、たどりついた結論が、日本の森を活用し 自然を大切にしていかなければならないということでした。
多摩産材をふんだんに使ったピラティスマシン
小関が独立してスタジオを始めた当時、国内のピラティスマシンはほぼすべて輸入品でした。しかし、日本人の体型には合わず、「背骨が痛い」などの声も多かったのです。そこで小関は、多摩の自然の材料を使ったピラティスマシンの製造販売を始めました。最初は多摩の竹や古民家の再生材で、次第に多摩産材のヒノキのものが中心に。 弊社のオーダーメイドのピラティスマシンは「空間が木の香りになって癒される」「木目を見ると温かみを感じる」 などと好評で、都心のスタジオや社員の健康増進を考える大企業などからの引き合いを頂いております。 「米国のモントレーはヒノキの産地として世界的に有名です。しかしながら、実際に視察に行ってみますと、日本の多摩産材のヒノキのほうが香り高いことがわかります。ヒノキ風呂などもあるように、日本のヒノキは本当に素晴らしい高級素材です。もっともっと日本の木を使って林業を活性化し、多摩産材や国産木材を地域の中で循環させていかなければ。そして、多摩産材を使うことで地域の環境もそこに住む人の健康も守れるのです。ピラティスマシンの製造から、貢献していきたいと思います。」
運営会社 奥多摩ピラティス
所在地
〒198-0221東京都西多摩郡奥多摩町留浦1237旧小河内小学校内
TEL 0428-26-2551
統括運営責任者 小関 陸史
設立日 2014年5月5日